皆様こんにちは✨
ラパン音楽教室、松伏・越谷を担当しております、木根です。
大変ご無沙汰になってしまい…(4月以来の投稿です…)申し訳ありません🙇‍♀️💦

そして、9月の発表会、お疲れ様でございました❗🎹
クラシックを始め、ジャズ、アニメソング、時好のポップス、ご自分で作曲された曲等…素敵な楽曲がプログラムにたくさん！
担当させて頂いている生徒様を見守りながら、他の先生の生徒様の曲も出来る限り聴かせて頂き、非常に充実したひとときでした。
今回ジャズを弾かれている方いましたが、岡澤先生が先のブログで上げていらしたブルージャイアントというアニメは私も強くおすすめします‼️(JAZZ最高👍)

さて、時節は秋。今年の夏は異常な暑さに加えて秋口の夏日の期間も長かったですが。
芸術の秋という事もあり、久しぶりにクラシックのコンサートを聴きに行ってまいりました。
本当に久々で、ちょっと奮発しまして…来日オーケストラ、ソリストはあのショパンコンクールで1位を勝ち取ったブルース・リウさん(よく間違えられていますがブルース・リーではありません😅‪‪)の公演チケットを思い切って入手。
大変贅沢な時間を過ごす事が出来ました。

プログラムの内容と演奏者目録は…

第1部
・楽劇 ニュルンベルクのマイスタージンガーより第1幕への序曲 ワーグナー作曲
・ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 ベートーヴェン作曲

第2部
組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編曲管弦楽版) ムソルグスキー作曲

フランクフルト放送交響楽団
指揮 アラン・アルティノグル
ピアノ ブルース・リウ

会場入りしたのは20分くらい前でしたが、フルート奏者の方が、冒頭のワーグナーのニュルンベルクの一節を繰り返し一生懸命練習している光景が。そして、広くて高い天井。
高校時代、ピアノの傍らホルンをかじっていた時期がありまして、幸せな事にオーケストラの定期演奏会にも乗せてもらった事があり、その時の事が思い出され、心が高鳴りました。
席は1階のど真ん中辺りで音響もいい感じ。
オケは席が前過ぎると耳にドカーンと来ます👂
ブルースさんはショパンコンクールでファツィオリのピアノを好んで選んでいましたが、今回もファツィオリ！
(昨年、一昨年の発表会の会場であった豊洲文化センターのピアノがファツィオリでした！)

コンクールではキラキラと天にも昇るような音色のショパンでしたが、演目がベートーヴェンという事で、壮麗でノーブルな響き、重厚感のあるブルース・リウの演奏でした。
ただ、椅子が背もたれタイプだったので少しだけ窮屈そうな印象を受けたのが残念💦

素晴らしかったのが2部の「展覧会の絵」。
何しろ最後の曲である「キーウの大門」の為にあると言っていいぐらいのパーカッションの数々、銅鑼、鐘等が後方いっぱいに鎮座していて、パーカス担当の方が5人もいらっしゃいました。
そうそう、ムチもありました。ラヴェル(編曲)と言えばこれですね！

朗々と響き渡る冒頭のトランペットがとにかく素晴らしく、「古城」のサキソフォン、「ビドロ」のソロチューバも然り。
とにかく金管楽器の独壇場と言ってもいいほど。ダイナミックな金管メロディの後に続くさざ波のような弦楽器が心地好い。
ウクライナが未曾有の憂き目に遭っている今、余計に心に響きました。

フィナーレを飾る「キーウの大門」の終結部は、テレビ番組の「ナニコレ珍百景」で有名です！聴けば、「あー！これだ！」と分かるはず‼️
展覧会の絵は、もともとムソルグスキーがピアノ曲として作曲しましたが、後にラヴェルが管弦楽曲として編曲しています。
え？？逆じゃないの？？と思ってしまうぐらい、とてもスペクタクルな曲です。

今回初めてこの曲のオケ版を生で聴きましたが、正直吹き飛ばされそうになるくらい壮大で威風堂々とした演奏でした！
キーウの大門のみ、YouTube動画を貼っておきますので、お試しに聞いてみてください。5分少々の短い曲です。最後の珍百景はいきなりやってきます笑

会場は埼玉県所沢市にありますアークホールです。
周りの環境もとても良く、公演時間までの敷地内散策も楽しかったです。

恥ずかしながら、年々身体に老いを感じるようになり、前年から今年にかけては体調も不調に感じる日もあり、心身共に「音楽」に癒されたいという願いもあって行ったコンサートですが、
まさに滝行の如く、音のシャワーに打たれて全身から大量にα波やドーパミンが分泌されて、「整った」身体で会場を後にしました。

クラシック音楽のコンサート、なかなか行く機会がないと思いますが、YouTube動画で気軽に干渉できるようになった昨今、「生の音に触れる」という感覚は会場でないと体験出来ないです。
ネームバリューのある著名なアーティスト等を除けば(今回私は思い切ってそこを選びましたが)、チケット料金もそんなに高くはないです。
ソロコン、オケあり、も違ってきますが、中には子連れ、赤ちゃん連れ大歓迎なファミリー向けのコンサートもあるので、そこはググればパッと出てくるご時世、積極的に検索して頂きたい！
クラシック音楽は高年層と富裕層が行くものというイメージ、令和になってもなかなか払拭されないなぁと、常日頃から思っております(^▽^;)

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